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執筆者の写真丸山拓也

親子ってやつは..

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!


親子で膝と膝を突き合わせるように話せたのは何年ぶりだっただろう..


その後に思い出したこと


2011年に父のもとで仕事を始めてもう少しで14年になります。


入りたての頃は大工見習いの身であったにも関わず学生ノリを消し切れていなくて週末は夜中まで遊んでは寝不足で出勤するのが当たり前のようになっていた不届き者でした。


入社1ヶ月で東日本大震災が起きて、こちらでも被災されたお客様から連絡が殺到しました。


多くが瓦屋根の棟瓦(ぐし)が崩れたり、瓦が落ちて下屋根の瓦を割ってしまっている案件で、雨が降れば間違いなく雨漏りしてしまう状況のため瓦屋さんへ連絡するとすでにパンク状態。


数日で100件を越える依頼があったそうです。


そうなると待っていられません。


普段であれば大工が屋根瓦をいじるなんて畑荒らしである!と思われてしまいますが、お客様方を守ることを優先すれば瓦の積み直しはできなくても雨漏りをしないよう応急処置に回ることが最善策です。


当日の自分は入社早々に屋根仕事ばかり(瓦屋根は共通して角度がキツイ..)でしたので、思ってたんとちがう...と思いながら作業していました。


ただその出来事のおかげで高所慣れをして、その後の初上棟式では腰が引けつつも上に上がり続けられたのを覚えています。


その当時の父の苦労と地元工務店としての最善策をとる決断に全く理解をできていませんでした。



丸山工務店の創業は1996年です。


僕が9歳でした。

立ち上げ当初はなかなか仕事が続かなかったという苦しい期間もありながら、学費や生活費を工面してもらえていたことを今回の話し合いで深く理解することができました。


それは話し合いの末、父から全部自分でやってみて大変さを思い知るべきだと言ってもらえて、会社を経営する厳しさに目を向けられたからです。


権限を持つ、会社の代表に立つ、これらは結果であって、信念を持って目的(志)に向かって計画的に行動できる能力が備わってから認められるものだと考えています。


来年で丸山工務店は29周年を迎えます。


父が守ってきたこと、改善が必要なこと、そして自分のやっていきたいこと(信念)、これらを整理して体制を整えていかなければなりません。


満を持したスタートを図れるのが理想ではありますが、まだ全容が掴みきれていない状況で慎重になりすぎてしまうため、そこを打開していくことから始めています。


以前は妻のみづきさんとは二人三脚でやっていく感覚でいましたが、そうではなく自分がリーダーシップを持ってついてきてもらえる道をつくっていかなければならないと考えを改めることができました。


社内を整えきれない人間がお客様の人生を背負いお客様を幸せにする住まいを提供などできないと自分を戒めて、社内と自分の整備をしていきます。


ここ記してきたことを期間を設けて全うさせるために今回のブログで決意表明として掲げさせていただきます。




  2024年12月23日

      丸山工務店 丸山拓也



最後まで読んでいただきありがとうございました。



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