top of page
検索

1人の力

執筆者の写真: 丸山拓也丸山拓也

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!


去年10月に太田市役所からお便りがありまして、内容は自分ごと化会議への参加依頼でした。


太田市民22.3万人の中から無作為に抽選した結果、該当したとのお知らせ。


確率的には結構なことです。


こういった巡り合わせは大切にしたいですし、これまでもこれからもお世話になる地元太田市の何か役に立てるのならば喜んで!と即参加希望を出しました。


議題は『地域通貨OTACOの意義と可能性』



同じく選ばれた委員の方は26名。


高校生から70代の方まで幅広く参加されていました。


初回の自己紹介を終えてすぐにわかったことがあります。


皆さん共通して今現在身を置いている太田市が好きだということ。


進行役の行政の方が自己紹介の内容に太田市内の好きな飲食店を入れて欲しいとの提案があって、ざわついたものの始まってみれば皆さん思い思いのお店が出てきて硬かった雰囲気も柔らかくなりました。


休憩時間には◯◯好きなんですね!◯◯美味しいですよねぇ〜!


"食"って人と人との距離を大きく縮められるんだなぁと改めて感じました。


まずは自分の意見を出しやすい雰囲気をつくることから始めて、その手段として地元ネタを使う。


この自然な和ませ方にお上手だなぁと深く感心してしまいました。


これまでの経緯や現状、これからの課題などを担当者の方からお聞きしては1人1人発言していくやりとりが続きます。


『公費であるのだから市民に平等であるべき。』


これを前提として考えると電子マネーの扱いはスマホを持たない方にはハードルが高い。


プリペイド式は専用端末が必要になるため採用する店舗が少ない。


利用を促進させていくにはここが問題に。



そもそもなんで地域通貨なの?


地域通貨は地域経済を活性化させるための手段で、民間の電子マネーとの違いは


・市の補助金(子育て支援やリフォーム補助金な  ど)としての扱い

・手数料がかからない(事業者側のメリット)

・行政が運営するので有効期限がある

・現在ポイント還元や譲渡機能はない

・プリペイドカード式もあるものの、実施店舗が少ない

・決済方法はバーコードやQRではなく、金額を入力して提示する方式


これまで行政がPRしてきたのはチャージ金額に対して10%〜20%(上限5000円)


一般の方だと恩恵というのはこのあたり。


そして利用できる店舗はまだ8割程度となると、使い始めるにはハードルが高く、継続して利用する方が少ないことが課題でした。


市の課題は市民の課題でもあるとして、他人ごとではなく自分ごとに置き換えて1人1人の声を聞く機会を設けました。


地域通貨は工務店業との結びつきは弱いですが、これまでもお世話になり、これからもお世話になる地元太田市のために役に立ちたいと以前から考えていましたので、積極的に発言させていただきました。


今回委員として参加して、これまでは市の政策について深く考えることなく一市民として利用させてもらってきましたが、その裏ではこんな苦労をされてきたのだと気付けました。


だから太田市は住みやすいんですね。



会議では清水市長が発言する時間もありました。


他に市が抱える問題を挙げられて、特に興味を持ったのは可燃ごみの焼却費用について。


とにかく水分が多いので火力を上げる燃料費がかさんでもったいないと。


市民1人1人がその意識持つようにして、排水ネットは乾いてから外すか、濡れていたら絞ってから捨てることでその負担を大きく減らせて、節約できた分でOTACOの内容をもっと充実させられるかもしれないと話されました。


これまでは恥ずかしながら可燃ごみに濡れたものを捨てることはあまり良なくないという認識でしたが、行政側の声を聞けて意識は大きく変わりました。


ごみの量を減らす意識も大切ですが、この生ごみ問題を一手間で軽減できて、住みやすいまちづくりなできるのであればすぐに取り入れたいですよね。


今住んでいる所が好きで、まちの発展に何か協力していたらいいなと思うものの、具体的に何をしたらいいのか辿り着く方はあまり多くないんじゃないかと思います。


今回の実体験から同じ考えを持つ方に届いて広がっていったらいいなと思い取り上げました。


自分たちのなりの地域貢献活動をきっかけに、整備政策が整っていくように、個人として工務店としてこれからもアンテナを張っていきます。




最近は新築を控えているお家の計画ごとに多く時間を割いてしまっていて、なかなか現場作業をする機会が少なかったところに建て方参加のご依頼をいただきました。


大工としても、工務店としても、人としても尊敬している中澤建設株式会社の中澤康之さんからでした。


つい見た目にばかり目を向けてしまいがちなのですが、


常に現場がきれいに保たれていること


仕様が同じだからすでに皆さんの役割をそれぞれ理解されていて手際が良いこと


早く建てるのではなく、計画通りに確実に進めていくことを優先されていること


よくある慌ただしい建て方の空気感はなく、その分段取りのきめ細かさによる流れの良さに圧倒されてしまいました。


曲がりの強い大黒柱や太鼓梁、丸太梁の組み付け、化粧垂木や化粧野地板など中澤建設さんオリジナルのこだわりが数々ありながら2日間で建てきったのは、康之さんの段取り力とチームの結束力の高さがあったからだと感じました。



これから自分の基盤をつくっていくにあたってとても参考になる学びとなりました。

貴重な機会をいただきありがとうございました。



冬の体感見学会のお知らせです。

お施主様ご家族にご厚意をいただき、二日間予約制にて行います。


10:00~16:00の中でご希望時間をご連絡ください。



『冬の』体感見学会ということで、室内のあたたかさを体感していただき、仕様ついてと暖め方や空気の循環について光熱費などのお話を含めてお伝えしていきます。




今回はもうひとつ


体感見学会当日、ご希望者の方へ【ハンドリフレクソロジー】を施術させていただきます。


15分程の簡単な施術となります。


寒さで免疫が低下しやすいこの時期に、高気密高断熱のあたたかい住まいで少しの時間ですが、リラックスしてお過ごしください^^


※ハンドリフレクソロジーとは、

手の反射区を刺激し、自然治癒力を呼び起こし高めることで、疲労回復や病気予防、健康増進に役立つ健康法です。




最後まで読んでいただきありがとうございました。

閲覧数:36回0件のコメント

最新記事

すべて表示

役割

おまかせ

Comments


bottom of page